りんねるの日々

楽しい介護

自分のしたことは自分にかえってくる

東京都知事の猪瀬さんが辞職しましたね。この事件で私が一番興味がでたのは、徳洲会徳田虎雄さんだ。

車椅子に乗って文字盤で会話をしている人ね。最初この映像をみてもなにやってるのか全く分からなかった。

 

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という原因不明の難病だって。突然身体の機能が失われていく。全身の筋力が萎縮し筋力が大幅に下がることで日常生活が困難になる病気。

 

進行が早くあっという間に症状が悪くなる。起き上がれなくなり歩けなくなり呼吸もできなくなる。最後まで残るのが目なので瞬きで文字をしめす。

この病気はきついなと思ったのは、身体の機能はどんどん失われていくのに、脳は最後までクリアなまま。

怖いわー、この病気。治療がないそうだ。

 

 人工呼吸をつけないと、寿命は長くない。身体の自由が利かないので生活全てが全介助。トイレもお風呂も、寝返りすらできない。

もちろん本人の精神的苦痛ははかりしれないが、家族も壮絶でしょう。

 

自分が全介助になったら、家族は自分を介護してくれるだろうか。

 

病気になった時の、家族の反応、行動は今までの家族関係の凝縮された姿。

家族関係がうまくいっていれば自然と介護できるだろう。家族関係がうまくいっていなければ家族の介護も薄いかも。

病気になっていきなり家族がやさしくなるということはない。

 

自分のしたことは回りまわって帰ってくる